新事実 ヒトラーがフランスからの撤退をイギリスに提案していた。
ナチスのルドルフ・ヘスが、ある時期イギリスに渡ったことは知られているが、その内容が明らかになった。
それは、「西ヨーロッパから撤退する」という和平案だった。
1941年5月、メッサーシュミットに載ったヘスは、総統ヒトラーの命を受けてスコットランドに飛んだ。
そして、イギリスに中立を求める和平案を求めた。
すべては、ソ連総攻撃のためだ。
もしイギリスがソ連の攻撃に対し不介入であれば、ドイツは西ヨーロッパ(フランス)から撤退する。
そうヒトラーは約束したのだ。
実は、第二次世界大戦は英対ドイツという単純構造ではない。
ヒトラーは最後までイギリスは最終的には味方であると信じていた。
では、敵は誰なのか。
それは、ユダヤ人であり、ユダヤ人の作ったソ連(共産国家)だった。
彼はユダヤ人の地球征服計画を恐れていて、ドイツが第一次世界大戦で負けたのも彼らのせいだと主張していた。
そして、実際にロシアに革命が起きると、それは確信に変わったのだ。
そのため、彼にとっての最終戦争はイギリスではなく、あくまでソ連だった。
反共産主義という面では、イギリスは味方だったのだ。
この説はデイリー・テレグラフが報じたもので、歴史家ピーター・パットフィールドの新刊で明らかになったもの。
ドイツ人の無名の情報提供者によって、その新事実の証拠となる文書が提供され、そこには「5週間以内にソ連を攻撃する」と書かれていたという。
しかし、チャーチルは和平案に応じなかった。
彼はヒトラーを信用していなかったし、アメリカをヨーロッパ戦争に巻き込もうという努力をしている最中だった。
そのため、チャーチルはその和平案を闇に葬ったのだった。
もしヒトラーの和平案をチャーチルが受け入れていたら…。
まず、フランスはヴィシー政権が平和裏に独立を宣言する。
英、仏は中立を宣言し、アメリカも不介入となる。
ドイツはソ連に総攻撃をする。
もしドイツが勝っていれば、共産主義の歴史もそこで終焉し、冷戦は起こらない。
ロシアを含む東ヨーロッパを手にしたナチス・ドイツはどうするのか。
まず、ロシアのユダヤ人を迫害する。
しかし、それは西側諸国との戦争の理由にはならない。
ヒトラーは戦争の目的は達成されたため、これ以上の拡大政策はとらないだろう。
あとは各地の独立戦争か、親ドイツ連邦の設立だろうか。
ヒトラーは天寿を全うし、ナチス政権は長期化したかもしれない。
その場合の日本はいったいどうなるのか…。
チャーチルの判断は、すべての歴史を背負っていたようだ。
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