テスコ ボロネーゼも馬肉だった しかも100パーセント。
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ハンバーガーの肉に馬肉が含まれていたことで一大スキャンダルとなったテスコだったが、騒ぎはそれで収まることはなかった。
残念なことに、テスコで販売されていたボロネーゼの肉にも馬肉が含まれていたのだ。
問題となったのは、冷凍ラザニアに入っていたボロネーゼ(牛挽肉)。これが、ほぼ100パーセント馬肉だったらしい。
詳しいことはまだ明らかになっていないが、テスコは10日夜、ボロネーゼに含まれていた馬肉が、「60パーセントから100パーセントだった」と発表した(BBCは「かなり馬肉が含まれていることがわかった」)。ルーマニアで屠殺された馬が使われていたという。
製造していたのはフランスのComigelで、ハンバーガー馬肉事件でテスコとともにやり玉にあがったAldiとも関連している。
一方、フランスから非難されたルーマニア政府は食肉偽装については否定している。
BBCによると、「ルーマニアの馬肉は挽肉になることはなく、馬肉は馬肉として輸出されている」という。
ルーマニアの食肉工場では、確かに馬肉と牛肉が同じ場所で加工されている。
その後の経路は複雑で、数カ国を経て肉はフランス南西部の食肉加工工場にたどり着く。
そして、ルクセンブルグにあるフランスの会社Comigelの工場に到着。
そこから食肉として16か国の業者に供給する。
供給先の一つがイギリスのFindusで、そこからテスコに流れているらしい。
テスコは会見で「60パーセントだった」と発表したが、「本当のレベルは?」と質問され、「60パーセントから100パーセント」と認めたようだ。
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