女性はFOXP2というタンパク質を男性よりも多く持っていると研究者が発表した。
一日に話す平均単語数は2万。これは男性よりも1万3000多い。
米国の研究者によると、「言語タンパク質 language protein」とも言われるFOXP2遺伝子は、会話に関連している脳のたんぱく質だという。
メリーランド大学では3歳から5歳の子どもを対象に、10人の男児、女児からサンプルをとった。
すると、男児よりも女児のFOXP2タンパク質は30パーセントも多かった。
研究者のマーガレット・マッカーシーは、「観察によると、女児のFoxp2は高いレベルを示した。ネズミではオスが多かったが、これらは、Foxp2は話好きの性と関連していることを示している」
ネズミの場合、母親から少し離してみると、オスの子どものほうがメスよりも多く泣いた(その結果、母親はオスの子どもを優先的に自分のケージに入れた)。
これは、オスのFoxp2がメスの2倍もあることを示している。
研究者はメスのFoxp2を増やし、オスを減らしてみると、メスが多く泣くようになり、母親はメスに興味を持つようになった。
そして、オスは泣かないようになったという。
どうして人間では女性のほうがFoxp2が多いのかはわからないが、女児のほうが先に話せるようになったり、多く言葉を発するのもこのFOXP2の量が原因のようだ。
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