イギリスの小学校で進むバイリンガル教育

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http://www.dailymail.co.uk/news/article-2283696/Primary-school-ALL-440-pupils-speak-English-second-language-receives-glowing-Ofsted-report.html
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イギリスのピーターバラにあるグラッドストーン小学校は、400人すべてが母語を英語としない子どもたち。

パンジャブ語、ポルトガル語、チェコ語、ポーランド語、ロシア語などを母語にし、その数20。

その学校が、英語を母国語としない環境をバネにし、評価を上げてきている。

 

言葉の壁を越えるために、教師たちは英語だけではなく、実況放送のようなものをやるらしい。

対象物とボディラングエッジを駆使して、言葉の意味が誰でもわかるように心がけている。

また、バディシステムによって、他の学校の子どもたちと2週間に一回、一緒に勉強し、遊ぶプログラムがあり、ネイティブの言葉を吸収する機会を作っている。

 

子どもたちは英語がまったく話せないのではなく、両親の言葉とのミクスチャー状態になっているという。

両親は時に英語を教えるようトライするが、あまり上手くいかないようだ。

結果として、子どもたちは母語も堪能ではなくなる。

もし母語による言語の基盤がなければ、その発達は難しいという。

 

生徒のうち、358名がパンジャブ・ウルドゥー語を母語としている。この言語はインドやパキスタンで多く話されている言葉だ。

28名の教師のうち、ウルドゥー語を話せるのは10名。

パーカーという女性教師は、1990年代にパキスタンに暮らしたことがあり、ウルドゥー語を話すことができる。

彼女によると、「何人かの生徒は、学んだことをすぐに出そうとする。しかし、何人かは最初の6ヶ月間は沈黙状態になる。しかし、そこから突然話し出し、ほれぼれするような流ちょうな外国語を話す」という。

 

今後、イギリスはさらなる移民で、英語の話せない子どもが増えてくるため、バイリンガル対策が必須とされている。

この学校はそのモデルとしてさまざまな試みがされており、世界的にもバイリンガル教育をリードする可能性がある。

 

 

 

 

 

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