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ヒンデンブルグ・ミステリーは76年振りに解決へ…。

ByRem York Maash Haas

3月 4, 2013
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http://www.dailymail.co.uk/news/article-2287608/Hindenburg-mystery-solved-76-years-historic-catastrophe-static-electricity-caused-airship-explode.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2287608/Hindenburg-mystery-solved-76-years-historic-catastrophe-static-electricity-caused-airship-explode.html

 

1937年、5月6日、飛行遊覧中の飛行船ヒンデンブルグ号は上空で爆発。

35名が死亡した(生存者は61名)。

 

原因としては、何らかの原因で飛行船の水素に引火したとされていたが、テロリストによる陰謀説も根強かった。

陰謀説は、ナチスの工作員が、爆発しやすい塗料を塗ったというものだ。

さらに、地上から何者かが撃墜したとも噂されていた。

 

1937年のその日、フランクフルトを発ったドイツの飛行船ヒンデンブルグ号は、米ニュージャージーのマンチェスタータウンシップにあるレイクハースト空軍飛行場に着陸しようとしていた。

多くの人々が見守る中、突然火花が発生。

ラジオ、テレビなどの中継によって、その事故は世界に配信された。

 

1997年のNASAの調査では、ヒンデンブルグ号は飛行中に静電気を蓄積させ、着陸用ロープを下ろした瞬間に火花が起きたことが原因とした。

アース状態になったときに、電気がうまく逃げなかったことから、火花が発生したというものだ。

しかし、この説を裏付ける決定的な実証はなく、火花の発生原因、ガス漏洩の原因などで研究者が最終的な答えを出すことはなかった。

 

そこで、テキサスのサンアントニオにあるサウスウェスト研究所のジェム・スタンスフィールドら研究チームは、24メートルのミニ・ヒンデンブルグ号を作成。

本当の原因を究明するための実験を行った。

 

結果、「飛行船が飛行中の雷雨のため、静電気を帯びた状態になっていた。そして、断線もしくはガスバルブの不良で、換気シャフトに水素が漏洩した」という初期原因が特定された。

そして、地上のスタッフが着陸ロープを取ろうとしたとき、それがアースとなって静電気を地表に流れる状態になったが、構造上の問題で火花が発生。

船尾の換気シャフト周辺にあった水素に引火したという。

 

つまり、原因は静電気で、従来の説を裏付けるものとなった。

ナチスの飛行機だからといって、そこに陰謀はなかったのだ。

 

 

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