「Facebookで”友人”が死んだときの対処法」CNN
世界情勢のコラムニスト、フリーダ・ギティスは、フェイスブックをやっていて、ある日いつものようにタイムラインを読んでいた。
そして、
“Rest in Peace, Jim.”
という言葉を見つけた。
彼女は朝に起きたばかりで、寝ぼけているのか、その意味が理解できなかった。
ジムという友人が、56歳で突然亡くなったのだ。
哀しみやショックは綯い交ぜになり、「フェイスブックのむこうがわに転がった」。
彼女がジムと出会ったのは数年前、CNNのスタッフ時代だ。
一緒に働いたことはない。
そして、今までも一度も話したことがないーー。
ジムとはスタッフをやめてから数年後、フェイスブックで繋がったのだ。
彼女はフェイスブックを通じて彼の家族を知り、新年を知り、彼の強さを学んだ。
多くの才能、政治的信念を発見した。
ソーシャルメディアは、彼女に、新しい”友人”という概念を作ったのだ。
彼はメディア制作で働き続け、プライベートではトランペットも演奏していた。
彼女はそれを観に行ったことがあるが、基本的に二人はオンラインの”友人”だった。
彼女がジムについて友人と呼ぶとき、必ず”友人”とする。
フェイスブックでの”友人”は、本当に友人なのだろうかと思うときもあるからだ。
しかし、ジムが亡くなったことで、本当に自分の人生の何かが変わったような気がするという。
多くの人がそうするように、オンラインのコミュニティーに愛情を注いできた。
同じ部屋に立っているかのよう過ごし、近くに、本物のように感じている。
そして、誰もが自分を解放し、自分自身を表現している。
ジムが死んだその日から、彼女はスマフォを手にとってフェイスブックのlatest updateをチェックするのをためらうようになった。
時に悲しすぎるニュースがやってくることを知ったからだ。
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