「肌を白くすべきなのか」 インドで論争

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インドで、肌色について問題になっている。
きっかけは、インド系としてはじめてミスアメリカ(2014)でグランプリに輝いたニナ・ダブルリだ。

 

なぜニナのグランプリが論争を引き起こしたのかというと、彼女の受賞によってアメリカの差別主義者たちがSNSで論争を始めたのだ。

「受賞するには、肌が黒すぎる」

 

これが逆に、インドの人々の怒りを買った。

そして、矛先は国内のインド人に向かった。

肌を白くしようとする人々に。
実はインドの人々は肌が浅黒いことから、肌を白くするためのあらゆる方法がビジネスとなっている。
CMでは肌を白くするクリームが宣伝され、クリニックでは毎日肌を白くしたい女性たちが集まってくる。

実際に、お金があれば白くできるので、インドのセレブや芸能人は肌が白い人が多いのだ。

そのため、ミス・インドなどの勝利マニュアルに、「美白計画」なるものも入ってくるらしい。

 

その状況を海外メディアは、「インドの美白に対する想いは、もはや強迫観念に近い」と報じている。

 

インド国内のSNSでは、「もう美白はやめよう」というキャンペーンが起こっていて、議論はとうぶん収まりそうにない。

 

関連記事(海外サイト)

http://newsfeed.time.com/2013/09/19/miss-america-is-too-dark-to-be-miss-india/

 

 

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