デビッド・ボウイがスコットランド独立に向けて発言

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http://www.theguardian.com/music/2014/feb/20/david-bowie-weighs-in-scottish-independence
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デビッド・ボウイが

‘Scotland, stay with us’

というメッセージをケイト・モスを通じて発表した。

 

スコットランド、私たちとともに。

 

そんなメッセージだが、いったいこれは何なのか。

 

メッセージが発表されたのは水曜日の夜。

The best British male solo artistを受賞し、ケイト・モスが彼のかわりに読み上げた。

 

この言葉は、イギリス人であれば誰もが敏感に感じ取るメッセージだ。

スコットランドの独立に関する論議に対する、デビッド・ボウイの立場を表明したものだからだ。

 

「stay」というと独立をしないで一緒にいてくれというメッセージのようだが、違うようだ。

労働党ジム・マーフィは、この発言についてこうつぶやいている。

「デビッド・ボウイは彼の発言権がある。そして、彼はスコットランドをバックアップするのだ」

つまり彼はスコットランドの独立に対して、応援の立場をとるということだ。

 

スコットランド独立のキャンペーンは2012年からはじまり、Yes campaignと呼ばれている。

2014年 9月に行われる住民投票に向けたもので、多くのアーティストが支持にまわっている。

しかし、最近はかつてない圧力にさらされている。

もしスコットランドが独立しても、EUの一員となることができないとEU側から通告されたからだ。

通貨ユーロを使えないとなると、独立は厳しいものとなる。

 

なぜデビッド・ボウイがスコットランドを支持するのか。

彼の父方の家族はヨークシャーで、Jonesというウェールズ由来の名前だ。

ケント出身の母は、ケルト的なBurns。

ここでスコットランドと関係があるのかもしれないし、ウェールズとスコットランドという同じ立場から考えている可能性もある。

 

そんなイギリスのレジェンドが応援していても、独立の道は厳しい。

イギリス政府はさらなる圧力を与えるため、借金問題で攻撃している。

もし独立したら国の債務の一部も引き継ぐことになるので、住民が多くのローン債務を負うと水曜日に発表したのだ。

 

もしスコットランドが独立すれば、北アイルランドもウェールズもいずれは独立してしまうだろう。

個人的には独立して、よりケルト的な要素を守る道を選んでほしい。

 

 

 

 

 

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