皮膚癌のためのインチキ軟膏で頭に穴が開いた男性
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※画像は公開終了
55歳の男性が4ヶ月間、軟膏を塗り続けた結果…。
穴が開いた。
彼は昨年9月にブリスベンの救急病院に運ばれたが、スタッフたちは衝撃を受けた。
右こめかみに大きく黒い穴があったからだ。
緊急手術が必要かと思われたが、彼は家に帰され、適切な治療によって3ヶ月で完治したという。
彼が使っていた軟膏は「Black salve」と呼ばれるもので、赤根草(blood root)から作られる軟膏。
成分はサンギナリン(sanguinarine)で、腐食剤として使われることがある。
これによってほくろや傷が黒くなって落ちるらしく、癌にも使われることがあるらしい。
1900年ごろから使われているが、2004年、米国食品医薬品局は「偽のがん治療薬」に定めた。
しかし、オーストラリアでは禁止されていない。
Black salveをグーグルで検索して画像を見ると、恐ろしい画像ばかり出てくる。
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