38年振りに体内から胎児の骨を摘出 子宮外妊娠の痕跡か。

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http://www.dailymail.co.uk/health/article-2729720/Doctors-remove-skeleton-baby-left-inside-mother-38-YEARS.html
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2729720/Doctors-remove-skeleton-baby-left-inside-mother-38-YEARS.html

 

 

62歳のジョディ・マクールはある日、胃の痛みを感じた。

なにか、病気とも違う違和感。

メッセージを伴うような、痛み。

 

彼女は病院に行き、診察を受ける。

医師は彼女の腹部にしこりを見つけた。

もし癌ならば、相当大きい。

MRIでスキャンする必要がある。

 

 

医師は、スキャンした画像を見て息をのんだ。

そこには、石灰化した何かの塊があったのだ。

 

いったいこれは何なのか。

スキャンを終えて、医師はジョディと話し合った。

何か心当たりはないか。

 

ジョディはすぐにそれが何なのか気づくことはなかったが、もしかして…と思うことはあった。

でも、まさか。

あれはもう、40年も前のこと…。

 

 

1978年、彼女は24歳だった。

待望の赤ちゃんを妊娠し、街の大きな病院に通っていたが、ある日、医師の宣告にショックを受けた。

「胎児は、子宮外にいるようです」

 

医師は手術をすすめた。

早く手術をして取り除かないと、母胎が危ない。

 

しかしジョディは、手術を恐れた。

自分の体が傷つくのが嫌なのか、子供が取り出されるのが嫌なのか、自分でもよくわからなかった。

 

ジョディは、その病院に通うのをやめた。

逃げたのだ。

その後は、地元の小さい診療所に通った。

 

すでに腹痛はあったが、数ヶ月後、腹痛は自然とおさまった。

「問題は終わった」

と彼女は判断した。

 

 

それから、38年の年月が経っていた。

ジョディは病院で、医師にその話をした。

間違いなかった。

見つかった物体は、38年前の胎児の骨だ。

 

 

どうやって胎児は石灰化したのか。

まず最初に、羊水は流れ出た。

残ったのは軟組織と骨。

それが、石灰化された嚢のようなものに守られていた。

 

過去にベルギーの女性が子宮外妊娠し、18年間胎児を体内に保持していたことがあったが、それを大きく上回ることとなった。

 

ジョディは2ヶ月間、腹部の右下に一定した痛みを感じていた。

38年を経て訴えた、胎児からのメッセージだった。

 

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