睡眠の仕組み解明か 思考を遮断する細胞”スリープスイッチ”発見
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なぜ年を取ると、眠りにつくのが難しくなるのか。
赤んぼうは一日に何度も眠りに落ちるのに。
それを深く追究すると、答えは出てくる。
「睡眠に導く性能が衰えた」からだ。
米ハーバード大学医学部の研究グループは、睡眠が頻繁に中断されるアルツハイマー患者の傾向を研究していた。
すると、思考をブロック・オフする一連の脳細胞群を発見した。
これがどうやら、考えることをやめ、睡眠に導くらしい。
そして、この睡眠細胞は加齢とともに弱まっていく。
アルツハイマーの患者は、この睡眠細胞の力が著しく弱い。
グループはラットで最初にこの細胞群を特定し、研究を続けていた。
すると、この細胞群を50パーセント失ったラットには、睡眠の断片化が起きた。
そして、人間の脳にも同じ位置にそれらの睡眠細胞群があった。
睡眠細胞の名前はまだ付いていないが、記事では「スリープスイッチ」とも書かれている。
このスリープスイッチの特定によって、高血圧や認知障害などの治療に生かせる可能性が出てきた。
年を取るにつれてerode(腐食)していくという、スリープスイッチ。
ここを強めたり、治療をすることによって、睡眠力を高め、健康になるのかもしれない。
どこでも眠れる人は、スリープスイッチ力が強いのか…。
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