花粉対策のサングラスが欲しいなと思っていたとき、こんなゴーグル型を探していた。
でも、この写真はそういったファッション的なことを言いたいわけじゃないのだ。
記事のタイトルは「Mini creates weird-looking goggles for drivers」。
「ミニが奇妙なドライバー用ゴーグルを作る」という意味だが、これは速度制限やナビによる方向などを映し出すもの。
スマホのメッセージやパーキングのアシストもできるというコンセプトだ。
動物や人などをスポット化して見やすくすることも目指している。
このコンセプト名は「Mini Augmented Vision」で、4月20日からはじまるシャンハイ・オートショウで公開される予定。
ということで、ガジェットとしては面白いと思う。
なぜなら、今後のクルマの「購入意欲」は、いかにかっこいいテクノロジーが車内で体験できるかどうかにあるからだ。
クルマはどう考えてもガソリンのほうが走っていて楽しいのに、ハイブリッドやEV、水素と、踏んでもあまり楽しくないものが増え始めている。
BMWi8は擬似的なエンジンサウンドを室内に流し込み、ディーゼルは音を小さくすることばかりに注力している。
原始的なクルマ体験が狭まっていくなら、拡げていくのは室内におけるインタラクティブな体験だ。
各社は当然、そこに向けて動き出し、特にHUD(ヘッズアップディスプレイ)のコンセプトとして発表もしているが、今回のMINIのアイディアは、MINIらしくオシャレなゴーグルを使うというもの。
いいと思う。
意味もなくオシャレな感じが。
ただし、今のところ一番楽しそうなのは、ジャガーの「ヴァーチャル・ワイドスクリーン・コンセプト」。
フロントガラスをスクリーンと見立てて、ゲームの世界のような道路情報を表示する。
そして、ゲームのように向こうのクルマは誰が乗っていて、何番手という表示もできるらしい。
道路の真ん中には走るべきラインが表示され、ゲームのようにアクセルを踏むか、ブレーキを踏むかも表示。
面白いのは、グラツーで自分のゴーストが表示されるのと同じ表現もできるということだ。
あくまでコンセプトなので、そういった技術が今あるという意味ではない。
が、夢を見なくては、クルマ業界は潰れてしまうだろう。
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