コストパフォーマンスをズバッと斬る北米自動車メディアはマツダが好き。
売り上げは別としても、マツダとフォルクスワーゲンは北米で非常に評価が高い。
コストパフォーマンスを重視する米メディアは、アクセラやアテンザの低燃費ながら走りに魅力があるモデルを評価していて、値段とインテリアが「つり合わない(良すぎる)」と評価しているのだ。
http://blog.caranddriver.com/the-best-car-interior-available-for-under-30000-is-in-a-mazda/
この記事では高級すぎないインテリアが素晴らしく、HIDやシート位置など、細かな部分も評価されている。
にも関わらず、2014年の販売台数は北米における日系5位の305,801台(マツダとしては過去最高)。
VWもマツダと似ていて366,970台で、一方トヨタは2,373,771台。次にホンダ、日産、スバル513,693台と続いている。
しかし、2015年3月期にはスバルとマツダの北米における利益率が注目された。
北米重視にシフトしたスバルは、売上高営業利益率は13.7%と世界最高レベル。
マツダも国内3位の7.2パーセントだった。
過去20年で最多の30万5801台を記録した2014年だが、販売台数としては圧倒的にトヨタやホンダに負けているマツダ。
しかし、北米での販売台数が負けているからといって、VWゴルフの評価が高くないのかといえばそうではない。
やはり高い。
同様に、CX-5とアテンザ、アクセラの評価は非常に高いのだ。
日本には少なくとも、「高いから自分はいい車に乗っている」という感覚はあると思う。
車が自分にとって最適かどうかという前に、値段の高いものに乗っていること自体が大切なのだ。
だから外国車に人気があり、それは東アジア全体の特長とも言える。
そういう意味で、マツダは価格破壊を起こしていて、「高いマツダの車」というイメージは日本にも北米にもない。
そこを評価されることは日本ではあまりないのだが、北米メディアは有り難いことにそこを盛んに取り上げる。
だから、「VWティグアンは高いわりに内容は高くなく、CX-5のほうがずっといい車だ」ということをズバッと言うのだ。
日本のメディアは性能の割に高いということについて激しく批判することはあまりない。
スバルの評価も北米で非常に高いが、日本でも北米でも少し割高感はある。
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