イギリス・ウェールズの会社が、ライトウェイト水素カーを15年かけて開発したらしい。
2月17日の今日、ついに発売にこぎつけた。
完全英国産の水素カーの名前は、Rasa(ラサ)。
ドアはデロリアンを彷彿とさせるガロウィング。
ギアがなく、フォワード、ニュートラル、リバースのボタンがあるだけ。
10秒で時速97キロまで加速し、当然ブレーキでエネルギー回収する。
燃費は1ガロン(3.8リッター)に換算すると402キロ。
ガソリン1リッター換算で105キロメートルだから、かなり大まかに計算しても800円ほどでガソリン満タン程度になる。
実際には水素タンクは1.5kgでフルで、482キロ(300マイル)走る。
環境負荷を考えると素晴らしいが、気になるのはイギリスの水素ステーション事情。
日本と違い、今のところ14しかない。
そのせいか、販売は月500ポンド(およそ8万円)のリースがメイン。
開発したのはリバーシンプルという小さなウェールズの会社で、まったく一から開発したというのが面白い。
車名のラサは「白い石版」という意味のラテン語。
開発者のヒューゴ・スパウワー氏は
「The car is simple, light and fun in every respect すべての点でシンプルで軽く、楽しい」
とコメントしていて、英国らしく、ライトウェイトへのこだわりを感じさせる。
先進国で小さな車を新たに開発するなんて、かっこいい。
デイリーメール
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