黒人奴隷の証言が大恐慌時代に記録されていた。

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http://edition.cnn.com/2013/02/17/opinion/greene-slave-narrative/index.html?hpt=hp_c1
http://edition.cnn.com/2013/02/17/opinion/greene-slave-narrative/index.html?hpt=hp_c1

 

リンカーンの映画が話題になっているが、黒人の奴隷時代はそう昔の話ではない。

「私はルイジアナ州ニューオーリンズで生まれ、ジョンソン・ベルに所有されていました」

 

そう語ったのは、86歳のフランク・ベルという男性。

記録されたのは大恐慌時代だ。

この頃、国のプロジェクト(the Federal Writers’ Project)として多くのアメリカの人々の生活、歴史を記録するもので、当然、元黒人奴隷にもインタビューが行われ、図書館には写真とともに元奴隷2000人以上の記録が残っている。

インタビュアーは17の州に送られた。

元黒人奴隷たちは、子ども時代の思い出を語った。

それは、ペリーが黒船で日本を脅していたころ。アメリカでは黒人の元に奴隷バイヤーがやってきて、良く働きそうな子どもに高値をつけていた。

奴隷オークションは活況を呈していて、奴隷所有も売買も、完全に合法だった。

 

奴隷にとって一番辛いのは、家族が離ればなれになることだった。

上半身裸でオークションに出されたある母親と子どもたちは、泣きながら親子が離ればなれにならないように懇願したという。

しかし、そういった家族の多くの願いは叶わなかった。

 

記録が保存されている米国議会図書館(Library of Congress) のホームページ

http://www.loc.gov/index.html

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