世界最大のショッピングモールはゴーストタウンに。
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世界最大のショッピングモールといえば、中国広東省のニューサウスチャイナモールだ。
2005年にオープンし、面積は500万スクエアフィート(約46万平方メートル)、モールには2350店舗を収容(モール・オブ・アメリカの倍)でき、店舗をリースできる面積が世界最大。
屋外広場にはレプリカの凱旋門、巨大なエジプトのスフィンクス、噴水、運河、ヤシの木。
素晴らしい。
しかし実際は、埃だらけのゴーストモールだ。
エスカレーターは誇りまみれのシーツに覆われ稼働していない。
壁は剥がれ落ち、誰も掃除をしていない。
完全なデッドモール。
どうしてこんな事態になったのか。
このモールがある東莞は、工場の町。10万人の住民のほとんどが出稼ぎ労働者で、生活苦を抱えている。
遊ぶ余裕などない。
CNNの記事では、適切なマーケティングのない開発プロジェクトで、まさに「暴走投資」だと表現している。
このような空の商業開発とアパートの増殖は中国各地で起こっている。
CNNは「なのに、なぜ中国経済は以前として7から8パーセントという成長率を維持しているのか」と問いかけている。
経済が好調だとして、次の生産をクリエイティブしていかなければ未来はない。
日本の場合は、研究だ。
しかし、中国の場合は手っ取り早く、都市開発に費やされる。
そして空の部屋を大量に生んでいるのだ。
それでも、記事によると中国経済にこのような暴走投資の影響はないという。
銀行は驚くほど順調に不良債権に対処できているというのだ。
謎だらけの中国経済である。
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