妊娠中の高血圧は、子どものIQに影響を及ぼす可能性あり
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ヘルシンキ大学のKatri Rdikvnen博士が、高血圧とIQの不思議な関係について発表した。
フィンランド軍兵士の年金受給者を対象とした調査で、母親が高血圧だった場合、IQテストの成績が平均4.36ポイントも下がることがわかったのだ。
兵士の調査は20代から続けられていて、69歳ごろの調査では高血圧の母親を持つグループが急激に認知スコアが落ちる。
これは、全妊娠の10パーセント程度にあたる高血圧の母親の子宮の中で、胎児の環境に何らかの影響を与える可能性があることを示唆している。
たとえ老後であっても、その記憶力の低下スピードは、出生前に原因があるというのだ。
まとめると、正常血圧の母親を持つ男性と、高血圧の母親を持つ男性とでは、計算や老後の総認知能力を測定するテストで差が出る。
にわかに信じがたい研究結果だが、もし本当ならば妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)には注意しなくてはならない。
ただし、東大ママを目指す人限定だ。
※記事を読む限り、妊娠高血圧症候群が原因で「知能が落ちる」というネガティブなものでもない。
あくまでIQが少し下がる程度の研究結果だと推測する。
妊娠高血圧症候群
妊娠8ヶ月目以降にあらわれ、約1割が発症する。
重症になると母子ともに危険な状態になる。
妊娠中の高血圧は上が140mmHg以上、下が90mmHg以上のことをいう。
原因はまだわかっていない。
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