「妊婦の水泳は子供のぜんそく、湿疹のリスクを増大させる」 最新研究
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定期的に水泳をする妊婦は、子供のぜんそくやアレルギーの可能性を増やす。という驚きの研究結果が発表され、英デイリーメールが報道している。
水泳好きの人々には文句を言われかねない結果だが、いったいどういうことなのだろうか。
研究者は、プールに含まれる塩素のような清掃、殺菌系の化学物質が、50年で5倍に増加したアレルギーに関連していると見ている。
これらの化学物質に胎児が触れることで、花粉症、ぜんそく、湿疹といったアレルギーに繋がる免疫システムの変更がなされるという。
いわゆる「衛生仮説」と呼ばれるもので、アトピー性皮膚炎は、過度に清潔なライフスタイルが、最近に不慣れな子供たちを作るという考え方だ。
ロンドンとマンチェスターの研究チームは、そういった物質と妊婦の関係を調べ続けている。
その結果、過度な揮発性有機化合物に妊婦がさらされると、幼児のアレルギーに繋がるという結果を導き出した。
そのため、塩素が多く使われるプールに入ることは、アトピーの発症と関連しているという。
研究はさらなる調査が必要だというが、実際に今も妊婦の水泳は推奨している国や団体は多い。
もしこの仮説が事実ならば、一刻も早く妊婦にはプールから上がってもらわなくてはならないが…。
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