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碁盤の目の街並みがそのまま山に。

ByRem York Maash Haas

10月 11, 2012
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http://www.dailymail.co.uk/news/article-2215793/Poverty-Kabul-style-One-million-residents-populate-steep-hills-Afghan-capital–long-way-high-life.html

 

アフガニスタンの首都カブールの街並みは碁盤の目に近く整然としている。
しかし、人口増加で土地はなく、住宅地は少しずつ山に迫ってきた。

それを空から撮影してみたら、なんとなく不思議な画が撮れた。

 

昔観たファンタジー映画のようなアナログな線が、少しずつ山並みを浸食している感じ。

 

人口はもう500万人に達し、ヒンドゥークシュ山脈の向こう側に街はない。
丘に住んでいるのは富裕層ではなくて、ほとんどが貧困層らしい。

 

多くは水や電気が届かず、泥のレンガを積み上げた家に住んでいる。

 

実際に近くでみてみると、街は碁盤の目ではなく迷路のよう。

10年前には100万人だったのが、急激に増え、次々と街が拡大していったようだ。

 

 

戦後の復興支援で建設バブルはあったが、最近は不動産の買い手は姿を消し、海外に去ってしまったという。

 

外国からの援助金がアフガニスタンの国内総生産の98パーセントを占めると言われている。2014年に連合軍が完全撤退した後、経済状況はより悪化するのではないかと専門家は予想している。

 

膨れあがった不動産バブルと人口に対して、政府は有効な手段を打てるのだろうか。

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