次の教皇が最後になる…。「聖マラキの預言」が話題に。
アイルランドの聖人であり預言者のマラキは、謎めいたフレーズで未来の教皇を予言している。
彼は1094年から1148年までを生きた聖人で、未来の教皇についてナンバリングしているのだ。
たとえば、ナンバー110は、「From the labour of the sun」。太陽から生まれた教皇という意味だが、実はヨハネ・パウロ二世は日食の日に生まれ、死んだすぐあとに日食があった。そのため、110は彼だという。
ナンバー111で、「オリーブの栄光」と名付けられている。これは確かにベネディクト16世に当てはまるらしい。
実は、聖ベネディクト教会を建てたベネディクト会のメンバーは、Olivetansと呼ばれていた。
そして、次の教皇のナンバーとされる112に対して書かれていることが不吉。
In the final persecution of the Holy Roman Church there will reign Petrus Romanus (Peter the Roman), who will feed his flock amid many tribulations; after which the seven-hilled city will be destroyed and the dreadful Judge will judge the people.
ローマ人Petrus(ペドロのラテン語表記)によるローマ教会最後の迫害となる。彼は多くの苦難の中で人々の群れを司牧する。その後、7つの年が破壊され、恐るべき審判が人々に下る。
多くの専門家は、この「聖マラキの預言(教皇の預言)」は16世紀ごろに、ある枢機卿が法王になるために作られたものだとしている。
1595年ごろに預言が的中しておるとして話題になり出版されてが、その時代以降の預言があっさりしているのが「偽物説」の根拠となっている。
いずれにしろ、112以降は、ない。
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