レスター大聖堂は嫌だ…。
これが、リチャード三世の末裔たちが出した答えだった。
レスター付近で見つかった彼の遺骨は、レスター大聖堂に来年最埋葬される予定だが、子孫たちはヨークでの埋葬を望んでいる。
また、2万3000人が彼の「精神的な故郷」であるヨークへの埋葬を求め嘆願書に署名した。
それに対し法務省は「決定はレスター大学が行う」としている。
リチャード三世はヨークシャー・デイルで育ち、王位在籍中にヨークを数回訪問していて、王にならなければヨークが彼の故郷として埋葬地に選ばれたはずだった。
彼の子孫9名は声明の中でこう述べている。
「リチャード三世はヨーク家の最後の王だった。我々はここで自分たちの祖先であるリチャード三世の遺骨が、ヨークの街に正式に埋葬されることを望む。それは彼の願いであって、彼の願いが認められるように、この声明を書いている」
リチャード三世は王位につく前は「ヨークのリチャード」として知られていて、市内の壁建設資金などに協力している。
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