携帯にしょっちゅうメールが届いて、メールを返信。
「友達がたくさんいて大変だ…」と嬉しい悲鳴が聞こえてきそうだが、最新研究によるとそうでもないらしい。
500人の学生を対象にしたケント大学の研究は、「携帯電話はコミュニケーションの手助けになり、孤独感を軽減させる」という従来の主張を否定するものだった。
「メールを返信ばかりする携帯中毒者は、そうでない人より不幸」だという。
簡単にまとめてみると、
メールの返信は義務だと感じるストレス
携帯電話に縛られていると感じるストレス
いつでも連絡をとれるというストレス
が、携帯中毒者にはある。
メールにはすぐ返信するし、SNSでもすぐに「いいね」、着信履歴もすぐチェックするのだから仕方がない。
一方で、「メールをすぐに返さない」「鳴っても無視」「SNSをやっていない」的な人は、ストレスが少ない。
それによってコミュニケーションが少なくなっても、決して不幸ではなく、むしろ幸せなのだ。
学生によっては朝から晩までメッセージを打ちまくっている人もいるらしいが、そんな人は友人たちの情報リングから常に見張られているようなものだ。
そんななか、アイディアとして注目を浴びているのが、「メールをチェックしない」生活。
基本的にチェックは1日1回。
朝でも昼でも夕方でも自由だが、仕事中は仕事に集中し、勉強中は勉強に集中。
メールの返信はその1回の時間にすべて行う。
モバイルデバイスに囲まれる便利な世の中で、人は「ひとつのことに集中する」ことができなくなりつつある。
だからこその「情報断捨離」。
「いいね」地獄にハマッてしまった人は、情報を遮断することで「不安」から解き放たれるかもしれない。
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