子どもにスキムミルク(脱脂粉乳)は肥満の原因 米最新研究
スキムミルクは肥満に繋がるという調査結果が出た。
牛乳から脂肪を取りだしたいわゆる脱脂粉乳だが、子どもにこのスキムミルクを与え続けると、その後肥満児になる恐れがあるという。
研究によると、全脂肪乳を飲んだ2歳児と低脂肪のものを飲んだ2歳児を比べてみると、4歳児になったときの体重に差があった。
なぜか、全脂肪乳を飲んでいた2歳児のほうが体重が少ない傾向にあった。
全脂肪乳は満足感を与えて、あまり他のものを食べなくなる可能性があるらしい。
研究を行ったのはバージニア大学。
低脂肪乳や脱脂粉乳を飲んだ2歳児は、4歳までに57パーセントが肥満傾向になった。
そして、全脂肪乳を飲んでいた2歳児が4歳になったときの平均体重は低かった。
今までは低脂肪乳が子どもの肥満を防ぐと考えられていたが、研究を主導したマーク・デボア教授によると、
this was not the case. そうではなかった。
milk fat may increase a feeling of fullness so reduce the appetite for other high calorie foods.
牛乳の脂肪は満足感を増大させる。そして、他の高カロリーフードへの欲求を減らすのだ。
と教授は主張するが、 ミルクの脂肪についての対応は国によって違う。
アメリカでは主に2歳児からスキムミルクか低脂肪乳を飲むことを推奨しているのだ。
しかし、イギリスでは5歳未満の子どもにスキムミルクを推奨していない。
その理由は、「すべての脂肪が取り除かれているために、成長のための余分なエネルギーを必要とする」というもの。
まだ明確な答えを出すには早いかもしれないが、低脂肪乳はおいしくない。
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