マツダ・ロードスターベースのフィアット車は《Fiat 124 Spider》で決定。
フィアットの新型スポーツカーの名前が《Fiat 124 Spider》になることは確実のようだ。
まず、《Fiat 124 Spider》という名前が北米で12月に登録商標されていたが、英メディア《Auto Express》がさきごろのジュネーブ・モーターショーでCEOに確認した。
フィアット・クライスラー・オートモービルズのCEOセルジオ・マルキオンネ氏への直撃インタビューで認めた。
もともと、マツダ・ロードスター(MX-5 Miata)をプラットフォームにアルファロメオに採用するはずだったが、それが変更になった(国外生産に難色を示したため)ため、《Fiat 124 Spider》でロードスターをベースにすることになったらしい。
《Fiat 124 Spider》はクラシックなネームプレートで、もともとは124をベースにした2+2のコンバチブル。
1966年から1985年まで製造された。4速マニュアルで、記事によると1438 ccDOHCの4気筒だった。
デザイナーはピニンファリーナのTom Tjaardaで、このレトロなデザイン(写真は66年のデビュー当時)が復活する予定。
ワールドワイドにセールスされるので、日本での発売も実現するのか。
イタリアでは今年ロードスターが発売され、2016年に124スパイダーが発売されるという順序。
エンジンは1.4ターボの「マルチエア」というアルファロメオ・ジュリエッタと同じものになるという噂もある。
アバルト・バージョン(北米ではフィアットとアバルトはブランドとして分離していない)では200psというので、日本版ロードスターより馬力がアップしている。
でも重さはやはりライトで1000kg以下にする予定のよう。
ヒストリックなネームプレートとシャシーの復活は、自動車ファンにとっては大歓迎だと思う。
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