赤ちゃんはお腹の中で言語を認識している。 米最新研究

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http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2284341/Babies-born-THREE-MONTHS-early-recognise-human-speech.html
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2284341/Babies-born-THREE-MONTHS-early-recognise-human-speech.html

 

赤ちゃんの言語認識能力は思ったよりも優れているらしい。

3ヶ月も早産で生まれた赤ちゃんでも、男性と女性の声の違いを認識できるというのだ。

また、baとgaの違いなどもわかるという。

 

研究はフランスのアミアンにあるピカルディ大学で行われた。

研究結果によると、脳は発達の初期段階で、「音素(意味を区別しない音声の集合体で、最小の単位)」の違いを解読できることを示唆しているという。

 

生まれたての赤ちゃんがいくつかの音節や人間の音声を認識することはわかっているが、脳細胞がどのように処理するかは今まで明らかになっていない。

そこで、研究では28週から32週で生まれた12人の未熟児を分析(通常なら40週で生まれる)。

録音した音声を聴かせ、脳をスキャンし、最新技術で外部刺激に対する皮質の反応を記録した。

 

すると彼らの皮質の反応によって、音節の違いを認識していることや、男女の声を聞き分けていることがわかった。右前頭葉の反応もあり、成人の言語ネットワークとの類似点がいくつか見つかったようだ。

 

研究はまだ始まったばかりなので、今後はこの研究が進めば、人間の言語習得の仕組みや、バイリンガルに育てるための科学的な方法などが解明されてくるかもしれない。

 

研究結果は全米ナショナル科学アカデミーの会報誌に掲載されている。

 

 

 

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