ケンジントン北部の住宅街。
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「ブルックリンがいい」という言葉は15年くらい前からずっと変わらず続いてきた言葉で、その勢いはますます盛んだ。
そのなかで、「住みたい場所」はいろいろ変わってきている。
Deirdre Lehnという女性は、比較的マンハッタンに近いコブル・ヒルというエリアに家族で住んでいた。
しかし、家賃も高くなってきて、引っ越しを考えた。
向かったオープンハウスは、ブルックリンいち、多民族エリアのケンジントン。
コブル・ヒルからはプロスペクト・パークを越えた先にある。
オープンハウスで彼女が感じたのは、近隣の人の善さ。
近所の人たちはかわるがわる彼女に会いに来て話をし、コーヒーを誘ってくれた。
そして1年前、85万ドルで、ビクトリア様式の2世帯を購入。
決め手は、住民が地域に、「根を下ろしている」ことだった。
玄関の前に近隣の人々が集まり、話をする。そんな光景が良かった。
記事によると、このケンジントンエリアには5万3000人が住むが、15カ国以上の人々が住み、20以上の言語が話されているという。
ロシア、メキシコ、パキスタン、ハイチ、ポーランド、ウクライナなど。
もともと、歴史的に労働者階級の町だった。
しかし、北部にはグリーンウッドの墓地の緑と、プロスペクトパークがあり、環境は非常にいい。
そして、西ロンドンのケンジントンのように、木造ビクトリアの家が並木道に並ぶ様子は美しい。
住民はこの町のことを考え、この町のために活動をしていて、今後もさらに良くなっていく可能性がある。
こちらは元々住んでいたコブル・ヒル。
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