「北米大陸この冬1万ドル以下の中古SUVベスト7」に日本勢4車

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「この冬を乗り切る1万ドル以下の中古SUVとクロスオーバー ベスト7」というデイリー・ニューズの記事。

広いアメリカ大陸とロッキー山脈を駆け抜けるには、丈夫で壊れにくいSUVが必要で、そこがヨーロッパと北米アメリカの車に対する価値観の違いになっている。

そして、その順位に食い込んだ4機種が日本勢。

 

2004-2008トヨタ·ハイラックスサーフ

2004-2012フォード·エスケープ

2000-2006シボレーサバーバン

2004-2008日産パスファインダー

2002-2008ホンダCR-V

1997-2001いすゞ·ビークロス

1984-2001ジープチェロキー

 

トヨタのハイラックスサーフは4Runnerシリーズという名で親しまれていて、エンスーなファンが使い倒す車。

20万マイルはしっかり走ってくれるそうだ。

年代からいって4代目で、オプションで7人乗りにもできる。

2009年からは日本でハイラックスサーフは消滅し、海外の4Runnerのみが生き残っている。

 

一方、アメリカ勢代表で食い込んだのがフォード・エスケープ。

トヨタRAV4、ホンダCR-Vを意識して作られた。

アメリカ勢といっても、当時傘下だったマツダと共同開発したコンパクトSUV。

なので2003年からマツダ製2.3Lエンジンになっている。

日本ではトリビュートという姉妹車で発売され、当初は日本の防府工場でも両車が生産されていた。

2005年に日本では発売が終了し、1年後にCX-7が登場。

CXはクロスオーバーの意味で、1年間の空白を埋めるものとなった。

その後継車としてCX-5が登場し、その後のマツダ復活のきっかけとなっている。

 

 

第二世代のCR-Vの評価も記事では高い。

リトル・クロスオーバーとして後部座席の狭さはあるものの、実用性、燃費、信頼性でファンを納得させてきた。

第一世代では四駆性能が酷評され、それを進化させたらしいが、最近スウェーデンの自動車誌が最新の四駆性能を酷評したらしい。

 

宇宙船のようなビークロスは過去20年間で最も優れたSUVの一つという評価。

アメリカでは4153台のスペシャルティ限定生産なので、実際に手に入れるのは困難。

この車が現在のクロスオーバーSUVの先駆けという説もある。

マニアックな高額納税者がオーナーに多かったという伝説があり、カルフォルニア仕様のオープンタイプのVX-02も発売された。

 

 

北米大陸におけるSUVとクロスオーバーの表記はややこしいが、SUV市場を作ったのは北米で、1963年のジープ・ワゴニアが最初らしい。

その後フォードやGMはSUVを主力に商品開発した時期があったが、燃費の悪さが原因で「SUV」はマイナスイメージとなった。

なので、その後登場した進化系のクロスオーバーという言葉が高級志向があっていいらしい。

記事ではSUVとクロスオーバーという表記は完全に分かれている。

 

 

2004-2008トヨタ·ハイラックスサーフ  SUV

2004-2012フォード·エスケープ  truck-based SUV

2000-2006シボレーサバーバン large SUV

2004-2008日産パスファインダー SUV

2002-2008ホンダCR-V    little crossover

1997-2001いすゞ·ビークロス SUV

1984-2001ジープチェロキー  SUV(SUVの王様という評価を得ている)

 

 

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