ブルーボトル創始者ジェームズ・フリーマンがカフェのテーブルに革命を起こしたようだ。
ウォールストリートジャーナル http://www.apple.com/retail/fifthavenue/
オークランドの新店舗は、コーヒーのための「テーブル」がある。
飲むためではなく、作るためのテーブルだ。
その形態は驚くほど、アップルストアのテーブルと共通点がある。
2012年、彼は多くの時間をアップルストアのthe maple display tablesについて考えていたらしく、すべてのインフラ(electricity, data, security)が、誰も気づかないように隠されていることが彼の心を掴んでいた。
テーブルに見えるツール。
それがアップルのテーブルだからだ。
彼はそれを自分の店で採り入れたいと思った。
しかし、扱うのは電気と電源コードだけではない。コーヒーだ。
つまり、water, power, espresso machines, grinders(コーヒーミル)が必要となる。
それでは、カウンターを改造すればいいのか。
コーヒー店ではカウンターが絶対で、店員がコーヒーを淹れる神聖なる場所。
だから、カウンターを改造する場合は、中の部分に機材を収納できるようにして、トップには何も置かなくてよくなる。
素晴らしいアイディアだが、 彼はもう一つのアイディアとして、その聖域をなくすということも考えた。
カウンターをなくし、テーブルを新たに造り、そこにインフラを入れるのだ。
アップルストア
彼の最新の店舗は、北カルフォルニアオークランドのWC Morse building。
この古いビルのフロアを借りたときに、彼はその二つ目のアイディアを採用しようと考えた。
そして、ジェンセン・アーキテクチャーのチームによって開発されたのがこのテーブルだ。
ステンレスのテーブルトップには電気も水も通っていて、コーヒーができたことを知らすシグナル機能もある。
そして、エスプレッソマシンも組み込まれている。
水と電力は床から伸びる管から供給されるが、見事にデザインされている。
しかし、アップルストアのようなカウンターを夢見たわりに、トップにはいろいろ物が置かれている。
写真で見る限り、グラインダーは組み込まれていないようで、他にもエスプレッソ・マシンなどが置かれている。
それに、カウンターではないが、カウンター的ではある。
お客が飲むテーブルと一体化すればもっと面白いと思ったが、この新テーブルは一カ所にしかなく、ゲストのテーブルは別だからだ。
それでも、この開放感は新鮮だ。
透けるカフェ(diaphanous cafe)として、ブルーボトルのブランド力を確実に高めるだろう。
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